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11/23 2ndワンマンライブ 御礼

先日11/23(いいふみの日)に、北参道のストロボカフェさんにて、

『小鳥遊ふみ2ndワンマンライブ〜信じた先に光る星〜』無事に終演いたしました!

ご来場くださった方、応援してくださった方、支えてくださった方、、関わってくださった全ての方に、心から感謝の気持ちを送ります。

本当はライブ前に一度、いろんなこと、情報や気持ちをブログに綴ろうと思ってましたが、気持ちにも時間にも余裕がなくって書けずじまい。。。
そのぶんも、この御礼ブログに込めたいと思っています。

 


☆*:.。.セットリスト.。.:*☆


【第1部】歌で紡ぐ 絵本「えんとつ町のプペル」
原作:にしのあきひろ著 絵本「えんとつ町のプペル」
曲・演奏・声・演出・一部脚本:小鳥遊ふみ(ピアノ弾き語り)
スライド作成・操作:YuyaHorikawa
[演奏曲]
1、ハロウィンのまち
2、ゴミ人間
3、ホシ
4、ホシを見に
5、たいせつなもの
6、信じた先に

【第2部】空に想い馳せるうた
[ディズニー 輝く星メドレー] 
Vo.:小鳥遊ふみ/Pf.:村上通/Dr.&Per.:大野達哉
1、「ピノキオ」より『星に願いを』
2、「塔の上のラプンツェル」より『輝く未来』
3、「メリーポピンズ」より『チムチムチェリー』
4、「アラジン」より『ホールニューワールド』
5、「モアナと伝説の海」より『どこまでも』
[空に思い馳せるうた] 
Vo.&Pf.:小鳥遊ふみ/Key.&Pf.&AGt.&Cho.:村上通/Dr.&Per.:大野達哉
1、夜空
2、baby, for your love.
3、午前四時
〈MC〉
4、空の向こう
5、ひこうき
6、Fighting Spirits
〈アンコール〉
7、ここにいるから(ピアノ弾き語り)
8、ひかり


2ndワンマンライブは、自分が大好きな音楽を表現すること、そして次のステップへ向けての新たな挑戦、、いろんな意味合いが込められてました。

詰め込みすぎじゃない??と親い人たちには咎められながらも、「いや、やる!!」と言って突き通したのですが…笑

結果から言えば、挑戦してよかった。

 

ライブテーマは空とひかり。

来てくださるみなさんに癒しを感じて欲しいというのが何よりの気持ちでした。

全編通してぜーんぶ、空に思いを馳せながら歌うような曲を取り上げました。

 


☆*:.。. 第1部 歌で紡ぐ「えんとつ町のプペル」 .。.:*☆


このワンマン、今までで最大の課題を自分に課しました。

ストーリー仕立ての曲を作る。

それはつまり、第1部を全て新曲で構成するということです。

 

2ndワンマンを決めて、そんな課題も立てて、さてどうしようどうしようと頭を悩ませていたある日。

起きて、なんとなく携帯電話をいじっていたら、一つのブログに遭遇。

…そこで衝撃の作品と出会いました。

キングコングの西野亮廣さんが描かれた『えんとつ町のプペル』です。

(無料公開ページ)https://r25.jp/article/581356883170827173

 

読んでさっそく大号泣だったんですが(知ってる方は知ってる感動屋タカナシです)、

まさか何の気なしに読んだ作品でこんなに泣かされるとは、、そしてこんなに希望を貰えるとは。

これは運命だと思わざるを得ない、出会うべくして出会ったとしか思えないタイミングでした。

 

だって、空、光、星、夢、愛…ライブで伝えたかったことが全部詰まってて。

この作品の曲なら作れる気がする、、いや、作りたい。わたしの音楽でこの作品を表現してみたい。
そんなことを思ったのは初めてです。

加えて、たくさんの運命的な出来事がありました。

プラネタリウムに行く機会があったり、西野さんのいらっしゃるイベントに参加できて作品についてのお話を聞けたり。

ハロウィン当日の10/31には、渋谷のコスモプラネタリウムでえんとつ町のプペルver.作品がハロウィン限定上映だったんですが、それを前日に知り、ちょうどスケジュールも空いてた上に、当日券のみのチケットを残り19枚のところで食い込みゲットできたり。

作品の舞台は渋谷のハロウィンだそうですが、ワンマンの会場である北参道もまた渋谷区。

 

それからわたしのオリジナル曲で「ひかり」という曲があります。

この絵本に出会う前に作った曲なのに、そのまんま、まるでこの作品を表しているようでした。

例えば、

“懐かしささえ感じるくらい 愛したいもの君との時間
ここに見えてなくたって感じていたくて”

とか。

まるでプペルとルビッチ(父ちゃん)じゃないですか??♪(´ε` )

 

全ては本当に意図せず繋がったことなんですけど、出来事というのは偶然ではなくて必然、運命なのだと思っているタカナシです。

 

この「えんとつ町のプペル」という作品は、その内容の素晴らしさだけでなく、無料公開されるなど様々話題になった作品ですが、

西野さんはこの作品を自由に使用することを許可してくださっていて、今回そのおかげで心置き無く表現することができました。

 

正直なところ、人によって物語や絵には好き嫌いがあるだろうし、こういうミュージカル仕立てのステージは苦手な方もいるだろうと、不安は大きかったです。

でもここでわたしが表現したいものを堂々と示してみたかった。それから、チーム小鳥遊(いまは聴きに来てくださる方を仮にそう呼んでいます)のみんななら、きっと受け取ってくれると信じたかった。

 

曲作りはもともと得意じゃないので、形にするまで、想像を絶するくらいにそれはもう大変な気持ちの方が多かったです。

でも、今までの作曲とは感覚が全然違い、ストーリーに沿ってメロディーが自然と湧いてきたり、新しく楽しいと感じる部分や、自分自身に対する発見もありました。

ナレーション録りはほぼ一発で割と思い通りにできました!普段のライブでは見せられていなかった一面を披露できたかな(*´꒳`*)(どちらかといえば、機械音痴で音声編集の方が大変でした。。

 

もともとミュージカル好きなこと、幼稚園の先生や歌のおねえさんを目指していたことも、功を奏したんだろうと思います。

時間のない中での準備で、もっとできたであろうことがそれはもうたくさんあって悔しさも覚えますが、自分が何度も読み返してその度に号泣した作品をまずは自分のやりたいように伝えられたこと、それが本当に幸せなことです。

本番はスライドが見える位置での演奏だったこともあって、一生懸命我慢したけど涙が堪えられず、ついに大事なエンディングソングで声が詰まってしまったことには、傍からも気づかれていたのでしょうか…。

 

そして、、。
チーム小鳥遊のみんなが、わたしの想像していた以上にまっすぐ受け取ってくれたことが嬉しくて仕方ありません。

本当にありがとう。

 

今回カタチにしたステージ作品を、もう少し時間をかけて育ててみたい気持ちもあります。また機会作れないかなあ、、(*´ω`*)

“信じること、他のどんな魔法よりも強いさ。動き出せ、その足で今ここから。”

 

何かを信じるということは、普段簡単に口にしてしまうけれど、ものすごく難しいことです。

プペルやルビッチのように信じる勇気を持てる人に、それと、みんなに「あの人ことは信じられる」と思ってもらえる人に、なりたいと思っています。

 

 

↓絵本が欲しくなっちゃった方はこちらからぜひ!

 


☆*:.。. 第2部 空に思い馳せるうた .。.:*☆


2/3 の1stワンマンライブでは、わたしが本気で大好きなディズニープリンセスたちが歌う10曲を、《ディズニープリンセスメドレー》と題してお送りしました。それがね、自分で言うのもアレですけど、ものすごく評判良くって。笑

今回は規模を縮小しての2ndワンマンということもあって、ちょっと悩みましたが。。。

showroom配信で相談したら「聴きたい!」と言ってくれたので、それはもう心置き無くセットリストに入れさせていただきました!!

先にも書いたように、今回のライブテーマにちなみ、《ディズニー輝く星メドレー》として5曲。

1stではシンセサイザーとエレピを駆使して原作のオーケストレーションを見事に再現してくださった村上通さんに、今回はグランドピアノで存分にキラキラやっていただきました!前回も叫んでたけど、改めて通兄さんは魔法使いなんだと確信しました。

そしてディズニーソングにこれまた欠かせないドラム&パーカッション。今回お願いするのは初めましての大野達哉さんが、小物楽器や様々なスティックを駆使して、神がかったサウンドで支えてくれました!

 

今回のメドレーは尺的にも5曲と決めてたんですけど、選ぶのも一苦労で、、、何しろ、ディズニーソングって名曲がありすぎます。笑

実は直前まで『Let It Go〜ありのままで〜』をドカーンと入れるかものすごく悩みましたが、、

予想を裏切りたい気持ち、タカナシらしいコアな選曲をしたい気持ち、バラードじゃない曲も入れたい、、と思い、代わりに『チムチムチェリー』が入りました。笑

この選択で正解だったなと、自分では思ってます。

これも偶然のような必然のようななんですけど、この春にメリーポピンズのミュージカル日本版公演を観に行って、今まで観たミュージカル作品の中で最高に感動して、何回もYouTubeで見直してました。しかも、来年ディズニーで実写版映画が公開されるらしいですね…!あと何より、第1部で「えんとつ町のプペル」じゃないですか。

もうこの曲今回やるしかないですよね。

『どこまでも』以外は前回と被ってないので、これで全14曲のタカナシver.ディズニーソングをお送りしました。

次回はどの曲が来るのか、乞うご期待ですな!( ^ω^ )

 


そして、オリジナル曲。

これまでピアノ弾き語りシリーズとして送り出してきた曲たちも、初めてのバンドバージョンで。

果たしてバンドが入ったらどうなるのかなってのは未知数だったし、それはお客様も同じ気持ちだったみたいですね。笑

でも、他のサウンドが加わってスケールがでっかくなることでより世界観が伝わると思っていたし、幸運にも”その世界が作れるのはこの人たちしかいない”というお二人にサポートをお願いできたので、不安は全くなくて、むしろ楽しみで仕方がなかったです!!

 

お二人ともあちこち引っ張りだこでご活躍なので、リハーサルは前々日と当日のみでしたが、

普段のバンドサポートではなかなかお願いされることのないであろう無茶振りにも近いようなことを、さらにはタカナシの拙いボキャブラリーで要求しているにも関わらず(ドラムさんに向かってオーケストラのバスドラみたいなとか、キーボードさんにフルートでとか…泣)、

「おっ、なるほど、、ほう、、、ふむ、、どうしよう、、」と言いながらも、優しい笑顔まで浮かべながら次々とカタチにしてくださって。

…そう、彼らは本当に魔法使いと神様だったのです。(それしか言わないボキャ貧タカナシ。笑)

 

どの曲も、本番は思わず笑みも溢れるくらいに気待ちがよかったですが、特に難しかった『午前四時』なんかはまさに朝の空気が流れてました。このバージョンの音源なんかも作りたくなっちゃったりして。


 

尊敬するシンガーソングライターの大先輩でもある村上通さん。今回はグランドピアノ&シンセサイザー&アコースティックギター&コーラス&デュエットでサポートしていただきました。コーラスとデュエットまでお願いして良いものかと躊躇しながら、リハでそ〜っと歌詞をお渡ししたら、ス〜ッとやってくださいました。。。もはや凄すぎて言葉が出ませんねm(_ _)m

しかも本番当日は夜にご自身のライブもあった中で、、本当にありがとうございます。

 

ドラム&パーカッションの大野達哉さんは、わたしもファンのキラキラ系バンド”stellafia”のドラマーさん。stellafiaさんで使ってるグロッケンへの憧れが強くって、リハで「ウィンドチャイムと、あとグロッケン入れて欲しいな〜…お願いしますどうかどうか…」と駄々をこねたところ、本番ではとっっても良い感じに入れてくださいました( ;  ; )スティックもいろんなの出てきて魔法の杖かと思いましたね。←

常にふわふわっとした優しいお兄さんで、わたしには後光が見えて止みませんでした。

偶然にもお二人とも学生時代は吹奏楽部だったんだそう。

というわけで、なにやらこの他にも違う楽器が扱えるらしいので、次回はそれも登場させましょう…!!!

ちなみにわたしはずーっと合唱部だったので、ピアノとリコーダーしかできません!

 

ライブ後にお客様から、

「バンドバージョン感動した!」「あの曲にドラム入ったのすごいね!」などなどなど、

ここに載せきれないほどたくさんの丁寧で嬉しいレビューをいただきました。

(Twitterではかなりご紹介させていただいてますが、機会あればブログでもご紹介したい)

ウワァァァ、わたしもおんなじ気持ちだー!!

作りたかった世界を音にしてくださったお二人に、そしてその世界を良しとして受け取めてくれたお客様に、心から本当に感謝感激です!

 

最後に。チーム小鳥遊はもしかしたら気づいてたかもしれないし、言うまでもないかもしれませんが、

第2部の曲順は、なんとなく時間を追っています。

帰り道の『夜空』、子守唄の『Baby〜』、明け方の『午前四時』、朝出発〜夕方〜夜『空の向こう』

未来へ出発する『ひこうき』、さよならの『Fighting〜』

自分が光になれる場所『ここにいるから』、みんなと観に行く『ひかり』

 

”大きなひかり 君と一緒に見てられたらいいな”

全てはこのフレーズにある想いへと繋がっています。

 

本当に本当に、ありがとうございました!!

会場のストロボカフェさんは、私がライブを始めた3年前まだ岩手に住んでいるころに東京で初めてライブをさせていただいた会場で、スタッフの皆さんとも長いおつきあいとなってきました。

1stワンマンは原宿会場で、その後3回のレコ発と2ndワンマンは北参道会場。もはやリハでのサウンドチェックは何もお伝えしなくってもこちらが望んでいる以上のサウンドにしてくださるし、小物まで真っ白に統一されて、壁に小鳥の絵があり、カフェ風のカラフルな椅子が並んでいるところなど、とにかくやみつき要素が詰まった会場であります。いつもありがとうございます!これからもお世話になります!!

 

今回はなんと、カメラマン鈴木ななみさんに入っていただいてタカナシのベストショット映像をがっつり撮っていただいた他、たくさんのビデオカメラを回していました。本当プロの方ってすごくて、綺麗にいい表情をいい角度でバッチリ捉えてくださるのですね。。今はまだ自分だけで楽しんでますが(笑)今後、みなさんにも音と映像をフルで楽しんでいただけるように準備する予定ですので、しばしお待ちください!

それと、ライブのグッズとしては初めて、ライブテイクアウトカードなるものを用意しました。(現在は販売終了)ライブの帰りに興奮冷めやらぬうちにまた振り返って楽しんでいただけるようにという、ライブのダイジェスト映像付きのカードです。

手にとっていただいた方は、いかがでしたか??もし、次回はこんな風にしたらいいのでは、という良い案があったら教えてくださいませ☆

やっぱり長いブログになりました。もっとこまめに書けばこんなに長くならないのにね。笑

贈り物もいっぱいありがとうございました♪



 

余談。実は本番の一週間前くらいから、プレッシャーからなのかわかりませんが思うように声が出せなくなっていました。レッスンで身体を整えてもらうも、なかなか調整できず。それにも関わらず、本番前は十分な睡眠も確保できなくて。ここまできたら全部さらけ出しますが、第2部の頃には声の出しづらさで頭がいっぱいで歌詞も尺もミス連発。ワンマンライブの数日後には鼻炎を拗らせて風邪をひく始末。散々なダメダメな自分が不甲斐なくてしょうがないです…。

わざわざそんなことまで言わなくってもと自分でも思いますが、今回の2ndワンマンライブは4・6・8月のレコ発の集大成の意味合いもあり、苦しい間もずっと励ましてくれたみんなには、カッコつけて終わるのはなんとなく気持ち悪くて。

2/3の1stワンマンライブ後に大きく変わったのは、showroomで毎日配信を始めたことでした。配信で歌ってる日は決して多くないけれど、めげそうでくじけそうな日も、心が弱りきって誰とも話したくなくなった時期も、ライブ後でハイテンションな日も、ご飯をもぐもぐしてたりどすっぴんだったりのどうしようもない日も、どんな遅い時間でも、必ず画面越しに耳を傾けてくれている人がいました。

そうして少しずつ少しずつ”チーム小鳥遊”のメンバーが濃くなりチームとしての力が大きくなっていること、今では本当に支えとなっています。

もちろん配信に限らず、ライブやSNSでのあたたかい応援も同じように受け取らせていただいています!

 

夜なべして睡眠不足になりながら準備をしてくれたスタッフ陣は、一緒に作業の日には、プレッシャーでご飯が食べられなくなってるわたしに、美味しいご飯をいっぱい作ってくれたりもしました。

自分だけでは成し遂げることは到底できなかった。たくさんの愛の力をいただいて、成功させることができました。

改めてみなさんには、感謝してもしきれません。

 

もはやわたし一人のものでもない、他の誰かのものでもない、武道館ライブ、東京ドームコンサート、焼肉大パーティー、ミュージカル公演、、、みんなで観に行きたいたくさんの大きな光がある。

わたしと一緒に必ず、観に行きましょう☆

小鳥遊ふみ